MENU

犬の手作りご飯に馬肉ガイド|低カロリー・低アレルゲンな理由と安全な与え方

こんにちは、がくです。福島県白河市で肉屋「肉の滝沢」をやっています。「手作りご飯のたんぱく源に馬肉を使ってみたいけど、生でいいの?」「犬にとって馬肉ってどんなメリットがあるの?」——愛犬の食事を手作りに切り替えようとする方から、こんなお悩みをよく聞きます。うちの秋田犬・沙希も馬肉が大好きで、鶏ささみや野菜と並んで食いつきがいい食材のひとつなんです。今日は精肉店の目線で、馬肉のメリットと安全な与え方をまとめてみました。

結論:馬肉は低カロリー・低脂肪・低アレルゲンで、犬の手作りご飯のたんぱく源としてとても優秀な食材です。ただし生で与える場合は「冷凍処理された生食用」を選び、体重の1%程度を目安に少量から始めるのが安全ですよ。

目次

手作りご飯のたんぱく源に馬肉を選ぶ方が増えている理由

  • 鶏肉や牛肉のドッグフードでお腹を壊したり、皮膚が痒くなったりした経験がある
  • ダイエット中の愛犬に、カロリーを抑えつつ満足感のあるお肉を食べさせたい
  • 「生の馬肉は犬に与えても大丈夫」と聞くけれど、本当に安全なのか分からない
  • スーパーではあまり見かけないので、どこで買えばいいのか、どのくらい与えればいいのか分からない

こうした不安は、馬肉という食材そのものの特徴と、正しい与え方を知っておくことでかなり解消できるんです。

馬肉が犬の手作りご飯に向いている4つの理由

  • 低カロリー・低脂肪 — 馬肉(赤肉・生)は100gあたり110kcal、脂質2.5gと、牛肉や豚肉の半分以下のカロリーです(文部科学省 食品成分データベース)。体重が気になる子のたんぱく源にぴったりです
  • 高たんぱく — 100gあたり20.1gと、鶏むね肉に近い量の良質なたんぱく質を含んでいます
  • 低アレルゲン — 馬は肥育の過程でホルモン剤や抗生剤を使わないことが多く、他の肉類に比べてアレルギーが出にくい食材といわれています。鶏肉や牛肉でアレルギー症状が出た子の新しいたんぱく源として試されることも多いです
  • 鉄分・カルシウムが豊富 — 鉄分は牛肉の2倍近く、カルシウムは豚肉や牛肉の2倍以上含まれています。血液や骨の健康維持に役立つ栄養がぎゅっと詰まっています

沙希もささみや野菜と一緒に馬肉を混ぜると、いつもより食べる勢いが違うんです。嗜好性が高いのも馬肉の魅力ですね。

馬ネックの塊肉
お店で扱っている馬ネック(カット前の状態)

馬肉と牛肉・豚肉・鶏肉の栄養価比較

もも肉で統一した100gあたりの栄養価を比較してみましょう(文部科学省 食品成分データベース)。

栄養素(100gあたり)馬肉豚肉(もも)牛肉(もも)鶏肉(もも・皮なし)
カロリー110kcal128kcal172kcal138kcal
タンパク質20.1g22.1g20.7g22.0g
脂質2.5g3.6g8.7g4.8g
カルシウム11mg4mg3mg9mg
鉄分4.3mg0.9mg2.4mg2.1mg

脂質の低さとカルシウム・鉄分の量に注目すると、馬肉のヘルシーさがよく分かりますよね。

生の馬肉を与えるときの注意点。寄生虫と衛生管理

  • 馬肉は牛や豚に比べて体温が4〜5℃高く、O-157やサルモネラ菌などが付きにくいため、人も生(馬刺し)で食べられる珍しいお肉です
  • ただし「サルコシスティス・フェアリー」という馬と犬に寄生する寄生虫が付いている場合があります
  • この寄生虫は中心温度マイナス20℃で48時間以上冷凍することで死滅します。市販の生食用馬肉は基本的にこの処理がされていますが、念のため商品ページで冷凍処理の記載を確認しましょう
  • 生で与える場合は、人間用として「生食用」と明記された衛生管理済みの馬肉を選ぶこと。「加熱用」の表記がある馬肉を生で与えるのは絶対に避けてください
  • 子犬・シニア犬・持病のある子は消化不良や食中毒のリスクが上がるため、まずは加熱してから与え、体調に問題がなければ少しずつ生に切り替えるのが安心です

初めて生の馬肉を与えたときは、便がゆるくなる子もいます。その場合は無理せず一旦加熱に戻して、様子を見ながら進めてくださいね。

体重別・馬肉の1日の目安量

馬肉を手作りご飯やトッピングとして与える場合、1日に必要な総カロリーの10%以内が目安とされています。

犬の体重馬肉の目安量(1日あたり)与え方の目安
3kg以下(超小型犬)10〜20g小さじ1〜2杯程度
5kg(小型犬)20〜30g大さじ1〜2杯程度
10kg(中型犬)40〜50g小皿に軽く一杯程度
20kg(中〜大型犬)70〜90g小皿に山盛り程度
30kg以上(大型犬)100〜120g中皿に軽く一杯程度

うちの沙希(秋田犬・32kg)だと、だいたい100〜120gが目安になります。馬肉を与えた分は主食のドッグフードを少し減らして、カロリーのバランスを取るようにしています。完全手作り食でメインのたんぱく源にする場合は、体重の1%程度(32kgなら320g前後)を上限の目安に、他のたんぱく源や野菜と組み合わせるのがおすすめです。

カットした馬肉
与えやすい大きさにカットした馬肉

手作りご飯での馬肉の取り入れ方

  • 初めては加熱がおすすめ — 軽く茹でるか表面をさっと焼いて、少量からスタート。体調に問題がなければ、徐々に生の割合を増やしていく方法が安心です
  • 小さめにカットする — 丸飲みしやすい犬も多いので、喉に詰まらせないよう食べやすい大きさに切ってから与えましょう
  • 野菜と組み合わせてバランスを整える — にんじん・大根・キャベツなどを一口サイズにカットして一緒に。味付けは不要で、天然の出汁程度で十分です
  • ねぎ類・にんにくは絶対に入れない — 犬にとって中毒を起こす食材なので、馬刺し用の薬味が付いた状態のものは使わないようにしてください
  • 使う分だけ解凍する — 馬肉は常温保存NG。残りはすぐ冷凍庫に戻し、必要な分だけその都度解凍するのが衛生的です

馬肉を控えたほうがいいケース

  • 腎臓病のある犬 — 高たんぱくな馬肉は腎臓への負担になりやすく、尿毒症のリスクにもつながるため、与える前に必ず獣医師に相談してください
  • 初めて食べさせるとき — 低アレルゲンといわれていても、馬肉アレルギーの子もいます。少量から始めて、下痢・嘔吐・皮膚のかゆみ・元気消失などがないか確認しましょう
  • 子犬・シニア犬・免疫力が低い犬 — 生食はまず避け、加熱したものから始めるのが安全です
  • 与えすぎ — 馬肉に偏った食事は栄養バランスを崩し、マグネシウム過剰による尿路結石のリスクもあります。主食のバランスを保てる量にとどめましょう

よくある質問

馬肉は本当に生で与えても大丈夫ですか?

人間用の「生食用」として衛生管理・冷凍処理された馬肉であれば、犬に与えても大きな問題はないとされています。ただし加熱用として売られている馬肉を生で与えるのは避けてください。

馬肉はどれくらいの量を与えればいいですか?

トッピングや副食としては1日の総カロリーの10%以内、体重の1%前後が目安です。完全手作り食のメインたんぱく源にする場合は、他の食材とのバランスを考えて量を調整しましょう。

馬肉アレルギーはありますか?

低アレルゲンといわれていますが、すべての犬にアレルギーが出ないとは言い切れません。初めて与える際は少量から始め、皮膚や便の様子を観察してください。

子犬やシニア犬にも馬肉を与えられますか?

与えることはできますが、消化不良を起こしやすいため、まずは加熱したものを少量から始めるのが安心です。

まとめ

  • 馬肉は低カロリー・低脂肪・低アレルゲンで、犬の手作りご飯に向いている優秀な食材
  • 生で与える場合は「生食用」として冷凍処理された馬肉を選ぶ — 寄生虫対策には中心温度マイナス20℃・48時間以上の冷凍が必要
  • 目安量は体重の1%程度、またはトッピングなら総カロリーの10%以内
  • 初めては加熱・少量から。腎臓病がある子は必ず獣医師に相談してから

沙希のように馬肉が好きな子は多いはずです。安全な与え方を守れば、手作りご飯のたんぱく源として気軽に取り入れられる食材ですので、ぜひ試してみてくださいね。沙希の体重管理についてはこちらの記事でも紹介しています。お肉全般の選び方の基本は精肉店が教える、家庭で失敗しない肉の選び方もあわせてご覧ください。

肉の滝沢

自社通販はこちら(馬刺用もも肉・ペット用馬ネックも取り扱っています) ・ お問い合わせ ・ SNSで最新情報

この記事はAIツールを活用して作成しています。詳しくはAboutページをご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントを残す

目次