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33歳、1型糖尿病と診断されてから28年 ― 肉屋の2代目が、インスリンとの付き合い方をお話しします

こんにちは、がくです。福島県白河市で肉屋「肉の滝沢」をやっています。

今日はいつもの肉の話ではなく、少し個人的な話をさせてください。私は33歳のときに1型糖尿病と診断され、今61歳になるまでの28年間、朝・昼・晩・寝る前の1日4回、インスリン注射を続けてきました。肉屋という仕事を続けながら、この病気とどう付き合ってきたのか。同じように長く付き合っている方や、ご家族に糖尿病の方がいる方に、少しでも「こんな付き合い方をしている人もいるんだ」と気持ちが軽くなるきっかけになればと思ってまとめてみます。

目次

33歳、思いがけず1型糖尿病と診断されたときのこと

当時の私は、まだ「肉の滝沢」ではなく、豚肉を中心に、母豚100頭を飼育し年間2000頭規模で生産から販売までを手がける豚屋を経営していました。毎日忙しく経営に携わっていたある日、急に喉の渇きが止まらなくなり、体重もみるみる落ちていったんです。おかしいと思って義理兄が院長を務めるクリニックに行ったところ、告げられたのが1型糖尿病でした。33歳、これから色々なことを考えていた時期だったので、最初は正直驚きましたね。

1型糖尿病は、生活習慣が原因の2型とは違って、すい臓が自分の意思とは関係なくインスリンを作れなくなる病気です。食事や運動だけで治すものではなく、インスリンを注射で補いながら付き合っていく病気だと聞いて、最初は少し戸惑いました。それでも仕事は待ってくれないので、診断の翌日には豚屋の経営に戻っていたのを覚えています。案外すぐに、いつもの日常に戻れたんです。

1日4回のインスリン注射、生活リズムができるまで

診断されてすぐの頃は、注射のタイミングも量も手探りでした。今では朝・昼・晩の食事の前と、寝る前の1日4回というリズムが体に染みついていますが、そこに至るまでは血糖値の上がり下がりを見ながら、少しずつ自分に合うペースを見つけていったんです。

朝・昼・晩・寝る前、それぞれのタイミングで気をつけていること

朝は店に出る前に打つので、その日の忙しさをある程度予測して量を決めます。昼は仕込みの合間の慌ただしい時間なので、食事とセットで打つ習慣を崩さないことを一番大事にしています。晩は1日の疲れが出やすい時間なので、食後の血糖値の上がり方を見ながら調整し、寝る前は翌朝の血糖値が安定するように、少し余裕をもって量を決めるようにしています。

少しずつ身についていったこと

最初の数年は、忙しい時間帯に打ち忘れてしまったり、量の加減がうまくいかない日もありました。そのたびに「次はこうしてみよう」と工夫を重ねてきた感じですね。今のリズムは、そうした積み重ねの結果、自然とできあがったものなんです。焦らず自分のペースで見つけていけば大丈夫、というのが実感です。

※ここでご紹介しているのはあくまで私自身の経験であり、インスリンの量やタイミングは必ず主治医の指示に従ってくださいね。

肉屋という仕事だからこそ気づいた、食事との付き合い方

肉屋という仕事は、朝から晩まで肉に触れ、味を確かめ、お客さんに食べ方を説明する仕事です。この仕事を続けながら糖尿病と付き合ってきたからこそ、見えてきたことがあります。肉そのものは糖質が少なく、血糖値を急に上げにくい食材なんですね。むしろ気をつけるべきは、一緒に食べる調味料やご飯の量、脂の質のほうだと実感しています。店で扱う肉を自分自身が毎日の食事の中で味わってきたからこそ、部位ごとの脂の乗り方や、食べ方によって体感がどう違うかを、身をもって知ることができました。部位によって脂質量がどれくらい変わるかは「部位選びで脂質は3倍以上変わる」でも詳しくまとめていますので、よければあわせて読んでみてください。調味料や塩分との付き合い方は「肉を毎日食べても塩分を抑える4本の柱」でも紹介しています。

28年間で変わったこと・変わらなかったこと

治療環境や道具の進化

28年前と比べると、インスリンの種類も注射器の使いやすさも大きく進化しました。診断された頃と比べると、今は道具も情報も充実していて、随分付き合いやすくなったと感じています。

気持ちの変化

診断当時は驚きも大きかったですが、28年経った今は、この病気があるからこそ食事や体調に丁寧に向き合えるようになったなと感じています。豚屋から「肉の滝沢」として肉全般を扱うようになった今も、この積み重ねが仕事にも生きている気がしますね。

60代になった今、大切にしていること

60代になり、体力の変化も感じるようになってきました。今は血糖値だけでなく、筋力や体力を落とさないことも同じくらい意識しています。無理のない範囲で体を動かすこと、そして店の肉を使って、たんぱく質をしっかり摂れる食事を自分自身の生活にも取り入れることを大切にしています。高たんぱく・低カロリーな部位の選び方は「高たんぱく低カロリーな肉は4種類」でまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてください。

これからこのブログで伝えていきたいこと

今回は自己紹介のような形になりましたが、これから「1型糖尿病と肉屋店主」というテーマで、インスリンと食事のタイミングの工夫、血糖値を気にしながらの肉の選び方、外食時の工夫、体づくりのことなど、実体験に基づいた記事をシリーズでお届けしていく予定です。同じように長く付き合っている方の、日々のヒントになれば嬉しいです。

続きは「食べる順番で血糖値を抑える1型糖尿病28年の工夫」でお話ししています。

この記事はAIツールを活用して作成しています。詳しくはAboutページをご覧ください。

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