こんにちは、がくです。福島県白河市で肉屋「肉の滝沢」をやっています。
以前、硬くならないグラスフェッドビーフの焼き方・下処理のコツについてお話ししましたが、今回は、グラスフェッドビーフを部位ごとに一番おいしく仕上げる調理法についてまとめました。「せっかく買ったのに硬くなってしまった」という失敗の多くは、部位と調理方法のミスマッチが原因です。

目次
- 部位選びの基本的な考え方
- 肩肉(チャック)・すね肉 → 煮込み料理に
- もも肉・ランプ肉 → ローストビーフに
- リブロース・サーロイン・ヒレ → ステーキ・グリルに
- ブリスケット(ばら肉)・短肋骨(ショートリブ) → BBQ・スモークに
- 部位別・おすすめ調理法まとめ表
- まとめ
部位選びの基本的な考え方
牛肉の部位は大きく「よく動く筋肉(硬め・コラーゲン豊富)」と「あまり動かない筋肉(柔らかめ)」に分かれます。肩(チャック)やすね、ばら(ブリスケット)などのよく動く部位は、長時間じっくり火を入れることでコラーゲンがゼラチン化して、とても柔らかくなります。
肩肉(チャック)・すね肉 → 煮込み料理に
肩肉(チャック)は、シチューやポトフ、カレーなど「じっくり煮込む」料理に最適な部位です。コラーゲンを豊富に含むため、150℃前後で3〜4時間、あるいは120℃で一晩ほどかけてゆっくり加熱すると、コラーゲンが完全にゼラチンに変わり、フォークで崩れるほど柔らかく仕上がります。
煮込み料理に向く部位としては、チャックロースト、すね肉、ブリスケット、テールなどが挙げられます。これらはコラーゲンと適度な脂肪のバランスが良く、じっくり火を入れることで濃厚な旨味とゼラチン質のとろみが引き出されます。
逆に、サーロインやヒレなど脂肪の少ない柔らかい部位を長時間煮込むと、パサパサで筋っぽい食感になってしまうため避けましょう。
調理の組み立てのコツ:表面を強火でしっかり焼き付けてうま味を閉じ込めてから、煮込み用の鍋(またはスロークッカー)に移して低温でじっくり加熱するのが基本的な流れです。
もも肉・ランプ肉 → ローストビーフに
赤身が締まったもも肉やランプ肉は、脂肪が少ない分、ローストビーフのように「低温でじっくり中まで火を入れ、薄くスライスして食べる」調理法との相性が抜群です。低めのオーブン温度(120〜150℃程度)でじっくり加熱し、中心温度が目標(ミディアムレアなら55〜60℃程度)に達したら取り出して、しっかり休ませてからスライスしましょう(具体的な焼き加減の温度の目安は「初心者向けグラスフェッドビーフステーキの焼き加減ガイド」もあわせてご覧ください)。
リブロース・サーロイン・ヒレ → ステーキ・グリルに
もともと柔らかいリブロース、サーロイン、ヒレ、フラットアイアン、デンバーステーキなどは、高火力での直火調理(グリル、ブロイル、鋳鉄フライパンでの直焼き)が最も味を活かせます。表面をしっかり焼き付けてから、繊維を断ち切る方向に切ると柔らかさが際立ちます。
プライムリブ(リブロースの塊)は250°F(約120℃)前後の低めのオーブンでじっくりローストすると、全体に均一に火を通せます。
ブリスケット(ばら肉)・短肋骨(ショートリブ) → BBQ・スモークに
ブリスケットや短肋骨(ショートリブ)は、コラーゲンと脂肪が多く、じっくり時間をかけたBBQ・スモーク調理に向く部位です。低温(約120〜150℃)で3〜8時間燻すことで、外側はカリッとした香ばしい「バーク」ができ、中はホロホロとほぐれるほど柔らかく仕上がります。
オーブンでじっくり煮込む「ブレイジング(braise)」も同様に、玉ねぎやニンニクと一緒に長時間加熱することで柔らかく仕上がります。
部位別・おすすめ調理法まとめ表
| 部位 | 特徴 | 推奨調理法 |
|---|---|---|
| 肩肉(チャック)・すね肉 | コラーゲン豊富、硬め | 煮込み、シチュー、ポトフ |
| もも肉・ランプ肉 | 赤身が締まっている | ローストビーフ、薄切りステーキ |
| リブロース・サーロイン・ヒレ | 柔らかい、脂肪少なめ〜中程度 | 直火ステーキ |
| ブリスケット・ショートリブ | 脂肪・コラーゲンが多い | BBQ・スモーク、ブレイジング |

まとめ
グラスフェッドビーフを美味しく食べる一番の近道は、部位の特性に合った調理法を選ぶことです。
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この記事はAIツールを活用して作成しています。詳しくはAboutページをご覧ください。

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