横浜から白河へ受け継ぐ、肉屋の手作りジャンボシュウマイ

肉の滝沢のジャンボシュウマイを前にした子どもたちの反応

こんにちは、がくです。福島県白河市で肉屋「肉の滝沢」をやっています。

「ジャンボシュウマイってどんなもの?」——最近、お客様からそう聞かれることが増えました。当店の看板商品のひとつなんですが、実は白河市の認証まで受けている一品だということは、意外と知られていないんですよね。

この記事では、うちのジャンボシュウマイがどんなシュウマイなのか、なぜこの味にたどり着いたのか、そして買い方・食べ方まで、店主として一次情報を全部お伝えします。(もう一つの看板商品、麓山高原豚の味噌漬けについても、よかったら読んでみてください。)

目次

どんなシュウマイ?|1個80g、市販品の約5倍

まず驚かれるのが、そのサイズです。

当店のジャンボシュウマイは1個あたり約80g。スーパーなどでよく見かける市販のシュウマイと比べると、およそ5倍の大きさになります。

蒸したての肉の滝沢ジャンボシュウマイのクローズアップ

そしてもうひとつ、お伝えしたいのが、これまでに2つの評価をいただいているということです。

ひとつは、2015年9月5日に開催された「第一回しらかわしゅうまいサミット」。来場者の投票による人気しゅうまいで、見事第一位に選んでいただきました。

2015年開催、第一回しらかわしゅうまいサミットのポスター
第一回しらかわしゅうまいサミットで人気しゅうまい第一位を受賞した表彰状

もうひとつは、白河市が運営する農産物ブランド「白河しろもの」の「白金認証」です。まず「金認証」を受けた商品の中から、投票で一番票を集めたものに白金認証が贈られる仕組みになっていて、うちのジャンボシュウマイはこの投票で総合1位(74票/389票)をいただき、白金認証を獲得しました。

自分たちで「美味しい」と言うのは簡単ですが、こうして地域のイベントや市の認証という形で評価していただけたのは、素直にありがたいことだと思っています。

味の秘密は「白河大信」の素材

美味しさの理由を聞かれたら、私は迷わず「素材」だと答えます。

  • 豚肉: 白河産の豚肉を使用。ロース・肩・バラ・ももをバランスよく使っています(※麓山高原豚とは別の仕入れです)
  • 玉ねぎ: 地元・白河エリア産の玉ねぎを、機械ではなく手切りで(今年は大信地域産を使用。年によって表郷地域産になることもあります)
  • はちみつ: 大信の鈴木さんが作る純正はちみつ
  • 皮: 須藤製麺さんに特注しているジャンボサイズの皮

見ての通り、ほとんどが白河・大信エリアの生産者さんの手によるものです。うちが精肉店として「地元の素材を、地元のお客様に」という思いでやってきたことが、このシュウマイにもそのまま表れています。

豚ひき肉と手切りの玉ねぎの組み合わせが、我ながら抜群だと思っています。ふんわりとした食感に、肉汁も適度にあって、噛むたびにじゅわっと広がります。皮はあえて薄く仕上げていて、具材の美味しさを引き立てる脇役に徹してもらっています。そして最後に、純正はちみつがすっと甘みのアクセントを添えてくれる——これが、うちのジャンボシュウマイの味の流れです。

なお、当店で紹介している麓山高原豚(福島県産のブランド豚)とは別の豚肉を使っているので、その点は誤解のないようにお伝えしておきますね。

手作業でしか出せないやさしい味

うちのジャンボシュウマイは、機械を使わず、すべて手作業で作っています。

大量生産できないので、正直「もっと数を作れたら」と思うこともあります。でも、練り込みすぎない、手で握るからこそ出せる食感があるんです。

握りも硬くしすぎないようにしているので、歯があまり丈夫でない方からも「食べやすい」と言っていただくことが多いんですよ。効率だけを考えたら機械化した方が早いんですが、この柔らかさは手作業でしか出せないと思っています。

横浜から白河へ、お客様と育ててきた味

実はこのジャンボシュウマイ、そのルーツは白河ではなく横浜にあります。

「肉の滝沢」は昭和42年(1967年)、横浜で開業しました。私自身も11歳頃まで横浜で育っていて、両親はそこで精肉店を営んでいたんです。その後、家族で白河市大信へ移り、今の場所で商売を続けてきました。

シュウマイの味も、最初から今の形だったわけではありません。長年、お客様の声を聞きながら少しずつ変えてきました。

  • 「もう少し甘みが欲しい」という声を受けて、大信の鈴木さんの純正はちみつを取り入れる
  • 「もっと大きいサイズがいい」というご要望から、須藤製麺さんに特注のジャンボサイズの皮をお願いする

こうして、横浜時代から受け継いだ味を、白河のお客様と一緒に育ててきたのが、今のジャンボシュウマイなんです。

2つの評価がもたらしたもの

2015年のしゅうまいサミットでの第一位、そして近年の白河しろもの白金認証。この2つをいただいてから、うちのジャンボシュウマイを知ってくださる方が少しずつ増えてきました。

肉の滝沢の厨房でテレビ取材を受けている様子

テレビなどのメディアにも数回取り上げていただいています。ただ、「連日行列ができている」というほどではないので、そこは正直にお伝えしておきますね。あくまで、少しずつ知っていただく機会が増えている、というのが実感に近いです。

店頭でのお客様の声

初めて手に取ったお客様の反応は、だいたい決まっています。

「いや〜たまげたない、こうゆうシュウマイあんだない!」
「でっけー」
「あれあれ餃子あっがいは?シュウマイでしょそうそうそれ。」

サイズにまず驚かれて、名前がとっさに出てこないくらいインパクトがあるみたいです(笑)。

手土産に選んでくださる方も多く、こんな風に言っていただくこともあります。

「手ぶらではいけないがらおみあげにちょうどいいんだよない」
「一回持っていって喜ばれたから、また頂戴」

一度食べていただいた方が、また、そして誰かへの手土産として選んでくださる——これが一番うれしいですね。

食べ方・温め方

一番のおすすめは、蒸したてを食べていただくことです。

  • ご自宅では、電子レンジでの温めでも十分美味しく召し上がれます
  • 冷凍でお買い求めの場合は、蒸し器で蒸していただくのがおすすめです
  • 味付けは洋がらし+醤油がシンプルで一番合います
  • 中華料理と一緒に食卓に並べても、もちろん相性は良いです

保存と日持ち

  • 常温: 当日中にお召し上がりください
  • 冷凍: 90日を目安に

冷凍しておけば、食べたいときにすぐ蒸して楽しめるので、ストックしておくのにも便利です。

お取り寄せ・購入方法

店頭でのご購入

1個150円(税別)。店頭では蒸したての状態から販売しています。

お土産用には、6個入り・税込972円のパックもご用意しています。手ぶらで訪ねにくいときの手土産として、選んでくださる方が多い商品です。

通販でのご購入

1パック8個入り(1個約80g)、税込1,500円。当店のBASE通販サイトからご注文いただけます。

店舗情報・アクセス

肉の滝沢
福島県白河市大信増見字下ノ田33-14

よくある質問

Q. なぜこんなに大きいサイズなんですか?

お客様から「もっと大きいサイズがいい」というご要望をいただいたのがきっかけです。須藤製麺さんに特注でジャンボサイズの皮を作っていただき、今の1個約80gというサイズに落ち着きました。

Q. 「白河しろもの白金認証」とはどんな認証ですか?

白河市が運営している農産物ブランドの認証制度です。まず「金認証」を受けた商品の中から投票が行われ、一番票を集めたものに「白金認証」が贈られます。うちのジャンボシュウマイは総合1位(74票/389票)で白金認証をいただきました。

Q. 保存期間はどのくらいですか?

常温は当日中、冷凍なら90日を目安にお考えください。

Q. 通販でも購入できますか?

はい、当店のBASE通販サイト(https://syuu1.base.shop/)から、1パック8個入り・税込1,500円でご注文いただけます。

おわりに

横浜から白河へ。地域の食材で作った一皿を、これからも大切に届けていきたいと思っています。もし機会があれば、うちのジャンボシュウマイをぜひ一度食べてみてください。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次