こんにちは、がくです。福島県白河市で肉屋「肉の滝沢」をやっています。
肉屋の仕事は基本的に店を離れにくいものですが、それでも出張や旅行の機会はありますし、地震などの災害はいつ起きるか分からないものです。今回は、そういった「いつもと違う環境」でインスリンや食事とどう付き合っているか、東日本大震災のときの実体験も交えて紹介したいと思います。
目次
- 出張や旅行のときに気をつけていること
- 東日本大震災で経験したこと
- そこから学んだ、日頃からの備え
- 出張・旅行・災害、共通して大事にしていること
出張や旅行のときに気をつけていること
インスリンの携行と保管
出張や旅行のときは、インスリンを保冷ポーチに入れて持ち歩くようにしています。それと、替えのペン先や測定用の消耗品も、必要な分より少し多めに持っていく習慣があります。何かあってもすぐ困らないように、というくらいの気楽な備えですね。
移動中の血糖管理
長距離の移動だと、食事のタイミングがいつもとズレることがあります。そういうときは、移動前や移動中にこまめに血糖を測って、インスリンのタイミングを普段より少し柔軟に調整するようにしています。
旅先での食事
旅先の食事でも、以前紹介した「食べる順番」や「外食での工夫」は基本的にそのまま活かせます。せっかくの旅行なので、気をつけながらも食事はしっかり楽しむようにしていますね。
東日本大震災で経験したこと
停電と断水が続いた日々
東日本大震災のときは、停電がついたり消えたりを繰り返す状態が続きました。断水は少し遅れてから始まり、数日経ってからまた数日でようやく復旧するという流れで、水が使えないとトイレなど日常のちょっとしたことが本当に大変だったのを覚えています。
店の様子と炊き出しのこと
お店では棚から商品が落ちてしまい、しばらくは大変な状況でした。とはいえ、肉屋だけでなく、地域のいろいろな業種のお店がそれぞれできることを震災直後にやっていて、うちのお店も避難している方や救助にあたってくださる方々のために、行政から依頼を受けて揚げ物を数日間で数千個ほど担当させていただきました。その後、各業種ともしばらく休業していましたが、「みんなができることをやっていた」という当時の空気は、今でも印象に残っています。
インスリンが途切れなかった理由
ありがたかったのは、担当してくれている義理の兄のクリニックが、震災直後の数日間だけ診療を続けてくれていたことです。おかげでインスリンを途切れさせずに補充することができました。その後クリニック自体もしばらく休診になったのですが、あのタイミングで診てもらえたことは今も本当に助かったと感じています。
※災害時のインスリンの確保や体調管理は状況によって大きく変わるので、日頃からかかりつけ医と相談し、自分に合った備えを整えておくことをおすすめします。
震災で感じたこと
あの大変な状況の中でも、日本人、特に東北の方々の我慢強さや、人を思いやる気持ちの強さをあらためて実感しました。困っている人がいれば手を差し伸べる、そういう地域のつながりのありがたさを感じられたのも、今振り返ると大切な経験だったなと思います。
そこから学んだ、日頃からの備え
非常用持ち出し袋にインスリンとブドウ糖を常備
震災の経験から、非常用の持ち出し袋には普段からインスリンとブドウ糖をセットで入れておくようにしています。使う機会がないのが一番ですが、いざというときに慌てないための小さな安心ですね。
お薬手帳やインスリン処方情報を携帯
お薬手帳やインスリンの処方情報は、普段から手元に置いておくようにしています。かかりつけの病院以外で対応してもらう場面があっても、これがあればスムーズに話が進みますね。
停電時のインスリン保管の工夫
停電が続くときは、保冷剤や涼しい場所を確保して、できるだけインスリンの品質を保つようにしています。多少の温度変化であればすぐに使えなくなるわけではないと聞いているので、必要以上に気を張らず、できる範囲で工夫するくらいの気持ちでいます。
出張・旅行・災害、共通して大事にしていること
出張も旅行も災害も、「特別な準備をしなければ」と気負うより、普段の延長線上でできる備えを少しずつ重ねておくくらいの気持ちでいます。震災のときも、日頃のつながりや備えがあったからこそ乗り越えられた部分が大きかったので、これからも気楽に、でも忘れずに備えを続けていきたいと思います。
このシリーズのこれまでの回はこちらです。「33歳、1型糖尿病と診断されてから28年」(第1回)、「食べる順番で血糖値を抑える1型糖尿病28年の工夫」(第2回)、「通販で肉を選ぶときのポイント」(第3回)、「外食・飲み会での工夫」(第4回)、「運動と体づくり」(第5回)、「肉屋の仕事とインスリンで気をつけている1型糖尿病28年の工夫」(第6回)、「味付け・調味料で気をつけている1型糖尿病28年の工夫」(第7回)、「CGM(持続血糖測定器)について考えている、1型糖尿病28年の今」(第8回)、「季節による血糖値の変化で気をつけている1型糖尿病28年の工夫」(第9回)、「低糖質調味料と下味の工夫」(第10回)もあわせてどうぞ。
続きは「次の世代に伝えたいこと」でお話ししています。
この記事はAIツールを活用して作成しています。詳しくはAboutページをご覧ください。

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