秋田犬「さき」と猫「権太」との日常 ― 1型糖尿病28年の工夫

キッチンで笑顔で肉を切る店主、インスリンペンとハートのアイコンが添えられたイラスト

こんにちは、がくです。福島県白河市で肉屋「肉の滝沢」をやっています。

前回は家族や孫との時間について書きましたが、今回はうちの犬と猫、秋田犬の「さき」と猫の「権太(ごんた)」との日常について書いてみようと思います。どちらも家族の一員として、毎日にぎやかに過ごしています。

秋田犬「さき」との日常

さきは今年で8歳になる秋田犬です。もともとは年配の方に飼われていたのですが、その方が足を骨折されたことをきっかけにブリーダーのもとへ戻り、そこから縁があってうちに来ました。子犬のうちはとてもフレンドリーだったのですが、ある時、放し飼いにされていたフレンチブルドッグに噛まれてしまってから、家族以外の人にはあまり馴染まなくなりました。今では家族には従順ですが、お客さんや配達の方には少し人見知りをする一面があります。

そんなさきも、実はとても寂しがり屋です。家族全員で出かけて留守番をさせると、小屋にある毛布を引きちぎってしまうことがあり、それだけ一人にされるのが苦手なんだなと感じます。

ここ2〜3年、さきの体重が32kgほどあり、少し気になっています。運動量はそれほど多くないのですが食欲は旺盛で、ドッグフードを主食にしながら、私の朝食のブロッコリーをよく一緒に食べています。錠剤タイプのサプリメントなら取り入れやすいかなと考えているところです。

大型犬の体重管理では、2週間に1回、少なくとも月1回は体重を測って変化を把握すること、そして食事の量とおやつ・人間の食べ物の与えすぎに気をつけることが基本とされています(All動物病院グループ)。急に食事を減らすのではなく、まずはかかりつけの獣医師に相談しながら、その子に合ったペースで進めるのがよいようです。

猫「権太」との日常

権太は今年で17歳になる猫です。次女が小学校からの帰り道で拾ってきて、「飼いたい」と言い出したのが始まりでした。当時はとても病弱で、何度も動物病院に連れて行き、やっとのことで命を取り留めました。それ以来、ずっと家の中で大切に育ててきました。

ここ2〜3年はおむつをするようになりました。本人はおむつが気になるようで外そうとしてしまうので、しっかりつけるようにしています。また、最近は少し痴呆のような様子も見られ、うちの場合は食べたばかりなのにすぐキャットフードを欲しがることがあります。体に負担をかけないよう、食事の間隔を空けるようにしていて、鳴き続けることもありますが、そこは我慢させるようにしています。

高齢の猫では、睡眠リズムの変化や、決まった行動パターンからの逸脱などが見られることがあり、加齢に伴う認知機能の変化のひとつとされています(Hill’s Pet Nutrition)。生活のリズムをできるだけ変えないこと、食事の時間を規則正しくすることがケアの基本とされています。心配な症状がある場合は、一度かかりつけの獣医師に相談してみるのも安心だと思います。

ペットのお世話と自分の健康管理に共通すること

さきや権太のお世話をしていて感じるのは、食事の管理がとても重要だということです。決まった時間に、決まった量を、というのは、私自身のインスリンや食事管理とも通じるところがあります。相手が話せない分、日々の食欲や様子の変化によく気を配る必要がありますが、これは自分の体調管理にも共通する感覚だなと思います。

実際、ペットと暮らすことは、飼い主のストレス軽減にもつながる可能性があるという報告があります。ペットを飼っている人の多くが「ストレスが和らぐ」と感じているという調査結果もあり、血圧やコレステロール、血糖値にも良い影響があるとされています(糖尿病ネットワーク)。動物と過ごす何気ない時間が、体だけでなく気持ちの面でも支えになっているのかもしれません。

お店との関わり

動物が好きな人もそうでない人もいますが、さきや権太のことは、お客さんとの会話のきっかけになることもあります。家族にとっても、日々の癒しであり、お世話をすることのやりがいのひとつになっていると感じています。

おわりに

さきの甘えん坊なところも、権太の穏やかなところも、それぞれの個性として愛おしく感じています。動物のお世話を通して、自分自身の健康管理にも通じる気づきがあるというのは、思いがけない発見でした。次回もまた、日々の暮らしの中で見つけた小さな出来事について書いていこうと思います。

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